作者は作品を作り始め、状況、目的、意思、それぞれ総合的に捉え納得をし、現状を消化しようとする。作品の完成を見る時、どこかで区切りをつけるわけだが、特に、写実性に目的が無い作品や抽象概念を表現した作品は、ここの納得・消化が、作品を区切る指標となる。
そうして出来上がった作品には、顕著に、作者の人間性が現れる。
環境や価値観など、作家がどういった世界に含まれ、その世界を捉えているか。
作品からは、人間のあらゆる情報が湧き出している。
絵画との対話は、作者、そして自己との対話(コミュニケーション)に他ならない。
自の中の自
自の中の他
他の中の自
他の中の他
概念が存在しうる視点を以上の4通りに定義し、それぞれの作者が持っている距離感、世界観、価値観を想像しながら作品を見つめると、より展示(会話)を楽しめるのではないだろうか。
抽象*藍・青 展を開催するにあたって 2009年9月10日 -アートイマジン-