鶴田功生 | 芸術の存在意義「展」No.20 | アートイマジンギャラリー

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アートイマジンギャラリー

鶴田功生

芸術の存在意義「展」No.20



主題:芸術の存在意義
副題:この時代における作品の在り方

会期中の土曜日15:00~、ギャラリートークが行われます。具象・非具象絵画、油絵、映像、イラスト、立体作品、インスタレーション、パフォーマンス、など、様々な美術作品をお楽しみ頂けます。

『芸術の存在意義「展」』の詳細

第1期6月4日(木)~6月9日(火) 出展作家・参考作品・評論文一覧

鶴田功生  NY  野村早佑実  CHIHIRO  三浦亀王丸


第2期6月11日(木)~6月16日(火) 出展作家・参考作品・評論文一覧



鶴田功生 TSURUTA ISAO|芸術の存在意義「展」No.20|アートイマジンギャラリー

鶴田功生 TSURUTA ISAO|芸術の存在意義「展」No.20|アートイマジンギャラリー

鶴田功生  TSURUTA ISAO

私は、木口木版を主に制作しており、木口面の自然の美しい形を活かせることや、繊細な作業に向いていることから、制作の基盤としています。

モチーフは主に身近にいる動植物で、自然の豊かさや共存する生き物たちを意識して、モチーフの組み合わせを考えています。

木口木版は、ツゲや椿などの堅木を輪切りにしたものを使うため、版の大きさに限界があり大きな作品を制作するには工夫が必要でした。

そこで、刷り損じなどを利用し、コラージュやモチーフを切り抜き立体にするなど、インスタレーション作品などにも力を注いでいます。

単に版画という平面だけで見るのではなく、版画の最大の特徴である複数性などを活かした表現の追及をしていきたいと考えています。

版画を平面の画面に留めずに、展開しているのが興味深い。色みを極端に絞ることにより、優れた技術に支えられた静謐な線が活きている。また、間の取り方もリズムがあって心地よい。

It is interesting that the works are beyond ordinal wood block prints on flat paper. Strictly limited colors in the works make the elaborate lines effective. We also feel pleasant rhythm from blank spaces in the works.
<山口功>

安心して落ち着いて見ることのできる楚々とした懐かしい和のテイストを感じさせる美の世界観。茶道の床の間と柱をアレンジしたようにも感じられる。
<吉田いずみ>